DNS検索・メール認証の確認
この道具は、DNSを引くために Cloudflare の DNS-over-HTTPS(cloudflare-dns.com)へ直接問い合わせます。入力したドメイン名はそこへ渡ります——社内向けの非公開なホスト名を入れると、その名前が外部に渡ることになるので注意してください。このサイトのサーバーは経由していません。
ドメインの A・MX・TXT などのレコードを引きます。メールのタブでは、なりすまし対策の設定(SPF・DKIM・DMARC)が入っているかをまとめて確認できます。
入力
example.com の形で。URLを貼ってもホスト名だけを取り出します。
出力
ドメイン名を入れて「調べる」を押してください。
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ツール一覧特長
- メールの3点セットを一度に見られる
- SPF・DKIM・DMARCはどれも実体はTXTレコードで、置き場所が違うだけです。3か所を別々に引く手間を1回にまとめ、抜けている項目はその旨を書きます。
- 長いTXTが途中で切れない
- TXTは255文字ごとに分割されて返ります。SPFの長い行がこれに当たり、素朴に表示すると途中で切れて見えます。分割を連結してから出しています。
- TTLも一緒に出る
- 各レコードの残り有効時間を添えています。設定を変えた直後に「まだ古い値が返る」のはTTLが理由なので、あと何秒待てばよいかがその場で分かります。
使い方
調べ方を選ぶ
「基本レコード」はA・MX・TXTなど一式、「メール設定」はなりすまし対策の3項目です。
ドメインを入れる
example.com の形で入れます。URLを貼っても、ホスト名の部分だけを取り出します。Enterでも実行できます。
結果を読む
レコードごとに値とTTLが並びます。該当が無いものは「見つかりません」と出るので、未設定なのか調べ漏れなのかが区別できます。
用語と読み方
- SPF
- そのドメインを差出人にしてよいメールサーバーの一覧です。`v=spf1` で始まるTXTレコードで、末尾の `-all` は「ここに無い送信元は拒否してよい」、`~all` は「怪しいが受け取ってよい」という意味になります。
- DKIM
- メールに付ける電子署名の公開鍵です。`<セレクタ>._domainkey.<ドメイン>` という名前に置かれていて、セレクタは送信サービスごとに違います(Google なら `google`、Microsoft なら `selector1` など)。
- DMARC
- SPFとDKIMに通らなかったメールをどう扱うかの指示です。`_dmarc.<ドメイン>` に置かれ、`p=none` は様子見、`p=quarantine` は迷惑メール扱い、`p=reject` は受け取り拒否を求めます。
- MXレコードと、その数字
- そのドメイン宛のメールを受け取るサーバーの一覧です。前に付く数字は優先度で、小さいほど先に試されます。同じ数字を並べると負荷が分散され、大きい数字は上が落ちたときの控えになります。ここが空のドメインはメールを受け取れません。
- CNAME と A の使い分け
- A は名前をIPアドレスに直接結び付けます。CNAME は「この名前は別の名前の別名です」という転送で、行き先の名前がさらに引かれます。ドメインの頂点(example.com そのもの)には CNAME を置けない決まりがあり、ここを間違えると一見動くのにメールだけ壊れることがあります。
- NS と SOA
- NS はそのドメインの答えを持っている権威サーバー、SOA はその管理情報(管理者の連絡先、更新の通し番号、キャッシュの既定値)です。ドメインを移管した直後に古い値が返る場合、NS がまだ切り替わっていないことが多いので、ここを見ると判断できます。
よくある質問
- 入力したドメイン名はどこへ行きますか。
- Cloudflare の公開DNSサービスに渡ります。DNSを引く以上どこかの参照先は必要で、この道具は自前のサーバーを挟まずそこへ直接聞きに行きます。社内だけで使っている名前を入れると、その名前は外部に渡ります。
- DKIMが「見つかりません」と出ます。
- セレクタが違う可能性が高いです。DKIMは名前にセレクタが入るため、当てずっぽうでは引けません。送信サービスの管理画面か、実際に届いたメールのヘッダー(`DKIM-Signature` の `s=`)で確認してください。
- 設定を変えたのに古い値が返ります。
- TTLの間はキャッシュが使われます。表示されているTTLの秒数が経つまで待つか、変更前にTTLを短くしておくのが定石です。
- このサイトのサーバーは通りますか。
- 通りません。ブラウザから Cloudflare へ直接問い合わせています。
- メールが迷惑メールに入ってしまいます。まず何を見ればよいですか。
- メールのタブで3つを確認してください。SPFが無ければ、差出人を名乗るのが誰でもできる状態です。DMARCが無ければ、SPFやDKIMに失敗したメールをどう扱うかが指示されていません。DKIMが無ければ、途中で書き換えられていないことを示せません。3つそろって初めて、受け取る側が「本物だ」と判断できます。
- SPFに送信サービスをいくつも並べていますが、問題ありますか。
- 10回という上限があります。SPFは include: をたどって調べる仕組みで、その参照回数が10回を超えると、受け取る側は評価をやめて失敗扱いにします。送信サービスを増やしていくと知らないうちに超えるので、複数のサービスを使っているドメインでは注意が要ります。
- ここで出た結果と、実際の配送が食い違うことはありますか。
- あります。ここが引いているのは公開されているレコードだけで、実際の配送は受け取る側のサーバーの方針にも左右されます。レコードが正しくても、送信元IPの評判や本文の内容で弾かれることはあります。レコードは必要条件であって、十分条件ではありません。
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