音量調整・音量そろえ
ブラウザ内処理ファイルはアップロードされませんこの処理はブラウザ内で完結します。ファイルはどこにも送信されません。
小さすぎる録音を持ち上げたり、バラバラの音量で録った複数のファイルをそろえたりできます。処理前と処理後のピーク(dBTP)とラウドネス(LUFS)を実測して表示し、音が割れる設定には警告を出します。WAVとMP3で書き出せます。
入力
音量の決め方
dBTP
各ファイルの最大値がこの値になるよう、ファイルごとに違う量を掛けます。−1dBTPが無難です(0にすると変換時にひずむことがあります)。
ピークが−1dBTPを超える場合、そこで止めます。外すと指定どおり上げますが、0dBを超えた部分は切り落とされ、音が割れます。
書き出し
形式
WAVは24ビットの非圧縮で、これ以上劣化しません。MP3は再圧縮になるため、編集を続ける予定があればWAVを選んでください。出力は2チャンネルで、標本化周波数はWAVなら元のまま、圧縮形式は44.1kHzになります。
出力
そろえたあとの音がここに出ます。ファイルごとの調整量も一緒に。
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ツール一覧特長
- 数値は予測ではなく実測
- 処理前も処理後も、実際の波形を全部走査して測っています。処理後の欄に出るのは「掛け算した結果こうなるはず」という計算値ではなく、書き出されるものと同じ音を測った値です。ピークはサンプル間の山まで見る4倍オーバーサンプリング(dBTP)、ラウドネスは配信サービスと同じBS.1770のゲート付き測定です。
- 音の形は変えない
- するのは全体に同じ数を掛けることだけで、圧縮もひずみも足しません。静かな部分と大きな部分の関係はそのまま保たれるので、録り直しの素材や、この後で編集を続ける音源にも安心して使えます。
- 割れる設定には先に警告
- 0dBを超えた部分は書き出すときに切り落とされ、戻せません。超える設定になっていればボタンを押す前に警告を出し、既定では−1dBTPで自動的に止めます。止めた場合は該当ファイルにその印が付きます。
使い方
音声ファイルを入れる
上の枠をクリックして選ぶか、ドラッグ&ドロップします。複数まとめて入れられます。読み込むと1件ずつ測定され、一覧にピーク(dBTP)とラウドネス(LUFS)が出ます。
やりたいことを選ぶ
「dBで上げ下げ」「ピークをそろえる」「音量感をそろえる」から選び、数値を決めます。クリップ防止は既定で入っています。一覧の処理後の列に、各ファイルへ適用される量が先に表示されます。
適用して保存する
「適用する」を押すと処理後の音を測り直し、前後の数値が並びます。各行のダウンロードボタンで1件ずつ、複数あれば「ZIPでまとめてダウンロード」で保存できます。形式はWAVかMP3を選べます。
数値と使い分け
- マスタリング(/audio/master)とはどう違う?
- この道具がするのは掛け算だけです。音の形を変えないので、ピークがすでに天井にある曲はこれ以上大きくできません。一方マスタリングのページは、EQやコンプ、リミッターを使って音の形そのものを整え、配信サービスの基準(LUFS)まで持ち上げます。「録音が小さい」「複数ファイルの音量をそろえたい」ならこちら、「曲を配信用に仕上げたい」ならマスタリングのページです。
- ピークとラウドネスはどちらでそろえる?
- ピークは一番大きい瞬間だけを見た値です。同じピークにそろえても、音数の多い曲と静かな弾き語りでは聞こえ方がまるで違います。ラウドネス(LUFS)は人の耳の感度を模した重みを掛けて全体を測る値なので、複数の録音を並べて聞くときはこちらでそろえてください。1本の録音を「割れない範囲でできるだけ大きく」したいだけなら、ピークで十分です。
- dBTPとdBFSは違うもの?
- dBFSはサンプル値そのものの最大、dBTPはサンプルとサンプルの間で波形が実際に到達する高さまで含めた最大です。すべてのサンプルが−0.1dBFSに収まっていても、間で0dBを超えることがあり、これがMP3などに変換したときの割れの原因になります。ここで表示しているのは4倍オーバーサンプリングで求めたdBTPです。
- 目標のラウドネスは何にすればいい?
- 配布先の指定があればそれに従ってください。指定が無ければ、ポッドキャストや音声配信は−16LUFS前後、動画共有サイトは−14LUFS前後がよく使われます。放送や、静かに聴かせたい素材は−23LUFSが基準です。なお元の素材のピークが天井に近いと、目標まで上げきる前にクリップ防止で止まります。
よくある質問
- 音質は劣化しますか?
- 掛け算そのものでは劣化しません。書き出し形式の影響のほうが大きく、WAVは24ビットの非圧縮なのでそのままの音が出ますが、MP3は再圧縮になります。編集を続ける予定があればWAVを選んでください。なお音量を下げた場合、元の録音に含まれていたノイズも一緒に下がります。
- クリップ防止を外すとどうなりますか?
- 指定どおりの量が適用され、0dBを超えた部分は書き出し時に平らに切り落とされます。これはひずみで、元には戻せません。意図的にひずませたい場合以外は入れたままにしてください。
- 何件まで一度に扱えますか?
- 件数の上限は設けていませんが、読み込んだ音声はすべて端末のメモリに置かれます。数分の曲を何十件も入れると重くなるので、長い素材はまとめる数を控えめにしてください。測定も1件ずつ順番に行うため、件数と長さに比例して時間がかかります。
- 出力の形式やチャンネル数は?
- 2チャンネルで書き出します。標本化周波数は、WAVを入れたときは元のファイルと同じ値、それ以外の形式は44.1kHzです(圧縮形式は復号しないと元の値が分からないため)。モノラルの音源は左右同じ内容の2チャンネルになります(一部の再生機器がモノラルWAVを正しく扱わないため)。WAVは24ビットです。
- ファイルはどこかへ送られますか?
- 送られません。読み込み・測定・処理・書き出しのすべてがブラウザの中で完結します。ページを閉じれば読み込んだ音は消えます。
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