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無音カット

ブラウザ内処理ファイルはアップロードされませんこの処理はブラウザ内で完結します。ファイルはどこにも送信されません。

録音の中の何も鳴っていない時間を見つけて、まとめて詰めます。しきい値と最短無音長、継ぎ目に残す余白を指定でき、処理前後の長さと削減率、見つかった無音区間の数が出ます。

入力

この道具が決めること

  • しきい値:-45 dB
  • 最短無音長:0.50 秒
  • 前後に残す余白:100 ミリ秒

音声を置くと、この3つがつまみになります。動かすたびに「どこが削られるか」と「何分になるか」がその場で出るので、押す前に確かめられます。

出力

詰めたあとの音がここに出ます。前後の長さと、削れた割合も一緒に。
1録音を置くinterview.wav32分14秒2条件を決める-45dB 以下が0.8秒続いたら3詰める24分06秒25%短縮・47区間継ぎ目に残す余白を指定できるので、語尾が切れません。
しきい値だけで切ると、息継ぎや語間まで詰まって不自然になる。最短無音長と継ぎ目に残す余白を指定できるのはそのため。
ツール一覧

特長

判断が要らない編集を機械に渡せる
1時間の収録で実際にしゃべっているのは40分、という録音は珍しくありません。残りを編集ソフトで一つずつ選んで消す作業には、判断らしい判断が何も含まれていません。「どのくらい静かなら無音と見なすか」「どのくらい続いたら詰めるか」の2つを決めれば、あとは同じ規則を最後まで当てはめるだけの仕事です。
継ぎ目で音が鳴らない
無音区間をぴったり切って前後をつなぐと、切り口で「プチッ」という音が入ります。波形が途中で急に別の値へ飛ぶためで、環境音の乗った録音では確実に起きます。ここではつなぎ目に5ミリ秒の傾斜を入れているため、その音が出ません。5ミリ秒は、段差だけが消えて傾斜そのものは聞き取れない長さです。
音そのものは変えない
行うのは時間軸を詰めることだけで、音量も周波数特性も触りません。残った部分の波形は元のまま並び、圧縮や正規化のような不可逆の加工は一切かかりません(継ぎ目の5ミリ秒だけが例外です)。処理前後の長さと削減率、見つかった無音区間の数を出すので、何が起きたのかは数字で確かめられます。

使い方

  1. 音声ファイルを選ぶ

    枠を押してファイルを選ぶか、そのままドラッグして落としてください。読み込みが終わると、ファイル名と長さ、容量が表示されます。

  2. 無音と見なす条件を決める

    しきい値(この音量を下回ったら無音と見なす)、最短無音長(これより短い静かな部分は残す)、前後に残す余白の3つを、それぞれのつまみで指定します。初めてなら既定のままで構いません。

  3. 詰めてから聞いて保存する

    「無音を詰める」を押すと解析が始まり、処理前後の長さ・削減率・無音区間の数と、どこを削除したかの帯が出ます。試聴して問題なければ、保存する形式にWAVかMP3を選んで「ダウンロード」を押してください。

設定の決め方

しきい値は「静けさの基準」です
0dBが振り切れる寸前の最大音量で、数字が小さいほど静かな状態を指します。−60dBはほとんど完全な無音、−40dBは静かな部屋の暗騒音くらいの目安です。マイクを止めて録った完全な無音だけを対象にしたいなら−60dB前後、空調やパソコンのファン、テープのヒスノイズが乗っている録音なら−50〜−40dB前後から試してください。うまく検出できないときは、他のつまみに触る前にこの数字を5dBずつ動かすのが近道です。上げすぎると小声や息づかいまで無音と判定されるので、結果の「無音区間」の数が急に増えたら行き過ぎの合図です。なお音量の測り方は、瞬間の最大値ではなく約12ミリ秒ごとの実効値です。静けさの中で1回だけ鳴った物音や機材のノイズで区間が途切れてしまわないようにするためで、そのぶん短い破裂音には反応しにくくなっています。
最短無音長は「詰めすぎ」を防ぐつまみです
ここで指定した長さに満たない静かな部分は、しきい値を下回っていても残します。短くするほど細かい隙間まで詰まって時間は縮みますが、0.2秒を切るあたりからは単語と単語の切れ目や句読点の間まで削られ、内容は同じなのに早口で聞き取りづらい音声になります。会話やナレーションなら0.4〜0.8秒が扱いやすい範囲です。逆に、収録の待ち時間や機材の準備時間だけを消したいなら、2秒以上に設定すると話の流れにはまったく触らずに済みます。
余白を0にしないでください
無音区間をぴったり削ると、次の語の立ち上がりと前の語の余韻が食われます。この2つは音量としては小さいのに、聞き取りの手がかりとしては大きく効くため、結果は「短くなった」ではなく「息継ぎが無くて忙しい」と感じられます。既定の100ミリ秒前後を前後に残しておくと、詰めたこと自体に気づかれにくい仕上がりになります。削減率をもう少し稼ぎたい場合でも、余白を削るより最短無音長を短くするほうが、聞き心地への影響は小さく済みます。
楽器の演奏には向きません
判定は音量だけで行うため、音楽的に意味のある静けさと、ただの空白を区別できません。余韻が自然に消えていく部分、フェードアウトの途中、曲間の「ため」なども、しきい値を下回れば無音と見なされます。この道具が想定しているのは、会話・ナレーション・講義・インタビューのように、鳴っているか鳴っていないかがはっきりした録音です。音楽に使う場合は、最短無音長を2秒以上にして曲間だけを対象にするか、処理後の試聴で必ず確認してください。

よくある質問

ファイルはどこかに送信されますか?
送信されません。読み込みも解析も書き出しも、すべてブラウザの中で行われます。結果が外に出るのは「ダウンロード」を押して手元に保存したときだけで、サーバーには元のファイルも処理後のファイルも渡っていません。未公開の収録、社内の会議録音、取材した音源のように、外に出せない素材にもそのまま使えます。
長い音声でも処理できますか?
1時間程度までは通常問題ありません。ファイルの上限は200MBで、これを超えるものを選ぶと読み込みの時点で警告が出ます。長い音声は解析に時間がかかりますが、その間の進捗は百分率で表示され、画面が固まったまま無反応になることはありません。なお、読み込んだ音声は端末のメモリに展開されるため、非力な端末では上限より小さいファイルでも重くなることがあります。その場合は分割してから処理してください。
処理後のファイルの容量が元より大きくなりました
WAVで保存した場合に起こります。WAVは無圧縮なので、MP3のような圧縮された音声を読み込んでWAVで書き出すと、再生時間が短くなっていても容量は増えます。ステレオのWAVはおおよそ1分あたり10MBです。元と同じくらいの容量に収めたい場合はMP3を選んでください。ただしMP3で保存すると再度の圧縮がかかるので、このあと編集を続ける予定があるならWAVのままにしておくほうが安全です。
音量を上げたり、ノイズを減らしたりもできますか?
このツールは時間を詰めるだけです。音量や質感の調整はマスタリング、ボーカルと伴奏の分離は音源分離、音量やラウドネスの測定はキー・BPM解析、キーとテンポの変更はキー・テンポ変更、形式の変換はファイル変換というように、別のページに分けてあります。無音を詰めてからWAVで保存し、必要なページへ渡す流れを想定しています。マイクからの録音そのものは、ボイスレコーダーのページで行えます。
どこが削除されたのか確認できますか?
結果の数字の下に、ファイル全体を1本の帯として表した図が出ます。左端が先頭、右端が末尾で、色の付いた部分が削除された区間です。冒頭だけが長く空いていたのか、全体に細かく散っていたのかが一目で分かるので、しきい値や最短無音長を直すときの手がかりになります。実際の音は、その下の試聴欄でそのまま確認できます。
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