申請書、見積書、写真の添付。ばらばらのPDFを1つにまとめて出してください、と言われることがありますよね。
やること自体は単純なのですが、実際に手間なのは「くっつける」ところではありません。どの順番で並べるか、いらないページをどう外すか、そして——まとめたあとに何が失われるか。この3つのほうが問題になります。
まとめる前に決めておくこと
- 順番 — 提出先に指定があることが多いので、先に確認しておくと二度手間になりません。
- 入れるページ — 「見積書の3〜5ページ目だけ」のような指定は、あとから分割するより最初に範囲を決めるほうが早いです。
- ファイル名 — まとめた結果の名前は、提出先の指定に従ってください。指定がなければ日付を入れておくと後で困りません。
このサイトのPDF結合は、この3つをその場で決められます。順番の入れ替えとページ範囲の指定ができて、ファイルはブラウザの外に出ません。契約書や請求書のような、外部のサービスに上げたくない書類でもそのまま使えます。
⚠️ まとめると引き継がれないもの
ここが一番気をつけたいところです。ページの中身はそのまま引き継がれますが、書類に付いていた情報の一部は落ちます。
| もの | まとめた後 |
|---|---|
| ページの中身(文字・画像) | そのまま引き継がれます。 |
| しおり(目次) | 引き継がれません。長い資料では、まとめた後に付け直しが要ります。 |
| 注釈・コメント | 残る場合と失われる場合があります。レビュー中の書類は注意してください。 |
| フォームの入力値 | 同上。入力済みの申請書は、まとめる前に「印刷」でPDF化しておくと確実です。 |
| 電子署名 | 無効になります。 これは仕様です——署名は「この内容から変わっていない」ことを示すものなので、内容を変えれば当然外れます。 |
よくある困りごと
- サイズが大きくなりすぎた — 写真を多く含むPDFはすぐ膨らみます。元の写真を先に小さくしておくのが結局いちばん効きます。
- 向きがばらばら — スキャンしたものを混ぜると起きます。まとめる前に、各ファイル側で回転を直して保存しておいてください。
- パスワード付きが混ざっている — 保護されたPDFはそのままでは扱えません。持ち主に解除してもらうか、開ける環境で「印刷」からPDFに書き出してください。
- 提出先で開けないと言われた — 古いソフトだと新しい形式を読めないことがあります。相手の環境を聞いて、必要なら互換性の高い設定で出し直してもらうのが早いです。
まとめる作業そのものは一瞬で終わります。時間を取られるのは、順番の確認と、あとから気づく「あれが落ちていた」のほうです。先に何を出すのかを確かめておくだけで、やり直しはかなり減ります。
この記事で紹介したステム分離は、ブラウザで無料で試せます(登録不要・音源は端末から出ません)。